そもそも抜け毛・薄毛の原因って?

なぜ抜毛・薄毛になるのでしょうか

  • 抜毛・薄毛はヘアサイクルの乱れから

    髪の毛には1本1本に寿命があり、伸びては抜けを繰り返しています。
    このように髪が成長期、退行期、休止期を繰り返すことをヘアサイクルと呼びます。 ヘアサイクルは成長期が一番長く、通常2~6年間続きます。

    髪の毛は約10万本あるといわれており、健康な人でも50~100本が毎日自然に抜け落ちます。 正常なヘアサイクルではバランスが保たれ、髪の毛全体の本数も一定に保たれています。
    しかし乱れたヘアサイクルでは成長期が短くなるため、髪の毛が十分に成長できず休止期となり抜けてしまいます。 髪そのものも細く弱くなっていき、薄毛が進行していくのです。
    短くて柔らかい毛が抜けたり、抜ける本数が目立って多いなどの症状が見られたら、抜毛薄毛対策をなるべく早く始めることをお勧めします。

  • ヘアサイクルの乱れる原因

    では、なぜヘアサイクルは乱れてしまうのでしょう。

    • 不規則な生活、睡眠不足
    • 栄養バランスの乱れ
    • ストレスなどの精神的な疲労
    • ホルモンバランスの異常
    • 体質(遺伝)
    • 老化

    などが原因の多くだと考えらえます。
    その他は病気や薬の副作用、ケガ、過度のパーマ・染色の場合が考えられます。

    ■不規則な生活、睡眠不足

    人間は睡眠によって身体や精神を休ませ、活動エネルギーを蓄えます。毛根や頭皮といった器官も同様に、睡眠によってダメージを回復、成長していきます。 しかし睡眠不足が続くと疲れが取れず、体の機能が低下していきます。 生命維持の為の器官を優先して回復していき、髪への栄養は後回しとなってしまう為、睡眠不足によって一番ダメージを受けるのは髪の毛なのです。

    そして寝る時間帯も重要になります。22~2時の間はゴールデンタイムとも言われ、最も成長ホルモンが分泌する時間帯です。 この時間帯に深い睡眠をとることで、疲労回復・肌質改善・脂肪燃焼・免疫力の向上などの効果を得ることができます。

    もうひとつのポイントは生活リズム。なるべく毎日同じ時間寝て、同じ時間に起きると体のリズムが整い、より良質な睡眠を取ることができます。 逆に毎日の就寝・起床のタイミングがバラバラだと、自律神経が乱れ、ヘアサイクルも乱れていくと考えられます。

    ■栄養バランスの乱れ

    髪は皮膚と同じように、体の栄養状態が現れます。体内で不足しているものがあると体は優先的に健康を維持する場所に栄養を送ります。
    育毛のために適している食事というのは、栄養バランスが良く色々な食材を摂取するということです。 日本人のバランスの良い食事とはごはん・麺類などの炭水化物が50%、野菜・海藻類などのビタミン、ミネラル群が30%、 タンパク質のうち納豆・豆腐などの植物性タンパク質が10%、肉類・魚介類などで10%、油脂や果糖などはほんの少量で構いません。
    昔の日本の食卓はまさに理想的な栄養バランスでしたが、現代の食生活は欧米の食生活や外食産業の発展により油脂や糖分、動物性蛋白質が過剰な食生活となっています。
    最近は仕事などが忙しく、毎日偏った食事しか摂取していないという方が多く、薄毛や抜け毛の可能性を高めてしまっています。

    食事の回数、時間も栄養吸収には大事なポイント。食事回数が少ないと体が防衛本能を働かせ、脂肪を蓄えようとします。 そこで脂肪分の多い食事を取ると、皮脂が増える原因となり頭皮を健康に保てず薄毛・抜毛へと繋がっていきます。また夕食が遅いと余計な脂肪が体内に吸収されてしまいます。 就寝の3時間前までに食べ終えるのが理想的です。

    ■ストレスなどの精神的疲労

    私たち現代人は誰しも大なり小なりストレスを抱えています。 身体的なストレスとは、寝不足や毎日の長距離通勤、疲労、暑さ、寒さ、空腹など。精神的ストレスは人間関係、不安や不満、悲しみ、落ち込み、怒りなどが挙げられます。
    蓄積されたストレスは、自律神経の働きに影響を与えます。自律神経は筋肉の動きの制御だけでなく体温や血行の制御、ホルモンの分泌などの代謝活動に大きく関わっています。 ストレスによって乱された血行は髪の毛に充分な栄養分を送ることが難しくなり、抜毛・薄毛の原因となっていきます。
    ストレスをうまく発散し、上手に付き合っていくことが健康な生活をするために重要な要素となっています。

    ■ホルモンバランスの異常

    薄毛や抜け毛には男性ホルモン(テストステロン)と深い関わりがあることがわかっています。 少し専門的なお話になりますが、男性ホルモンの一種であるテストステロンは、皮脂の分泌や毛母細胞の分裂などを促進させる効果をもちます。 このテストステロンは、体の中に存在する5αリダクターゼという酵によりジヒドロテストステロンという物質に変わります。 そして、このジヒドロテストステロンが、髪の元になるタンパク質合成を阻害したり、皮脂の分泌を過剰にして毛穴を詰まらせたりと、頭髪に数々の悪影響を与えてしまいます。
    ホルモンバランスの乱れは加齢やストレスが大きく影響すると考えられます。 その他、ダイエットや女性の場合は妊娠・出産がホルモンバランスを崩す要因にもなっています。

    ■体質・遺伝

    「薄毛は遺伝する…いずれ自分も…」と不安に思う方も多くいらっしゃいます。 親や親戚が薄毛の家系である場合、ご自身も薄毛になる可能性は高いといえます。 ただし、薄毛そのものが遺伝するわけではなく、顔や声が親と似ているのと同様に、髪の毛が「薄くなりやすい」、「抜けやすい」という体質が遺伝するだけです。 頭皮の健康に良くない食生活など抜毛・薄毛の原因となる生活習慣が遺伝してはいませんか?
    生活習慣の改善で遺伝的薄毛の多くは予防できるのです。

    ■老化

    性別に関係なく60歳を超えた人に抜毛や薄毛が多くみられることを、老人性脱毛症と呼ばれています。 加齢とともに人の細胞の活性化が鈍り、新しい細胞を作る力が衰えてしまうことにより、頭髪だけでなく体全体の毛が薄くなります。 進行には個人差がありますが、誰にでも現れる自然な現象とも言えるでしょうまた白髪もメラニンの産出鈍化によるもので、老化現象の一つです。

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